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身の回りの非日常的なものへの驚き、日常的なものへの感じ方なを、自分の感性のままに
by hot_amigo
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課題の多かった5kmレース。

 12日、日曜日は5kmのレースがありました。レースと言っても700人規模の大会で、ほとんどが3kmの部に出場する小学生と中学生。5kmの部は100人くらいかな。開会式は市長と、市議会長、地元の県会議員と国会議員が挨拶。整列!礼!とか号令が掛かり、小学生、中学生相手の大会そのものの感じです。なんか微笑ましい。

 この大会は昨僕が始めてレースにでた記念すべき大会なので、これからも毎年出ようと決めています。今年は、昨年一緒に走った女性と、それに去年の秋に10kmシティマラソンに一緒に出た男性の3人でエントリーです。天気は快晴、しかし気温は随分低い。ショートパンツに長袖シャツでスタートラインに付きましたが、身体はかなり冷え込みます。

 700人がスタートラインに付き、市長の号砲でダッシュ。一斉にバタバタと走り出す。すぐに3kmの部の中学生の集団に次々抜かれる。周りの人たちのペースもかなり速く、僕もこのペースは相当速いぞ、もたないぞとちょっと速度を落とす。目標は5kmを22分。あわよくば20分を切りたい。20分ということは、1kmを4分で走らなければならない。今の僕には相当に辛いはず。ところが、3kmの部の折り返し地点、つまり1.5km地点で腕時計を見ると、なんと丁度6分で来てる。これは凄い、このまま行けば20分を切れると思ったけど、このままのペースで行けるとは到底思えないくらいスピードによって筋肉に負担が掛かっていることが分かる。。市街地を抜け、田んぼ道に入ると平坦なコースなのだけど風が強く感じられる。

 先頭を行く人とはもう500mくらいは差が付いているだろうか。一緒にエントリーした女性は70mくらい前を走っている。追いつこうと思っても、全く差は縮まらない。むしろ少しずつ開いていく。それが、どんなに頑張ってもその間隔は開いていっちゃう。長距離走とは辛いものです。自分の心肺機能と、筋肉をフルに動員して、しかもそれを僕の場合5kmなら20分以上、10kmなら50分以上持続させなければならない。

 しかし、僕はジムのマシンの上で時速12kmで5kmは何回も走っているんだ。ということは25分で走っているということ。自分の経験からも、また他の人のアドバイスからも実際のレースではマシンでのタイムよりも相当良くなる。いまのペースのまま走り続けるのは辛いとしても、目標の22分は何とかなると思える途中経過だと思う。それにしても、ジムのマシンでの走りより筋肉が相当辛がっている。

 3.5km地点で16分50秒。この2kmで10分50秒とだいぶペースダウン。身体も相当悲鳴を上げている。でも、ここでインナーマッスルを使った走りをイメージ。身体の軸を意識し、体幹の筋肉を働かせることを意識するとスッとスピードが出る、身体が楽に動く。しかし、それを意識し続けていられない。すぐに意識から消えて、またバタバタの走りに戻ってしまう。この作業を5,6回繰り返しながら、ようやくゴール。

 タイムは24分07秒。最後の1.5kmが7分17秒か。やはり前半のオーバーペースがたたっているのか、中盤以降全くペースが上がってない。同じ5kmの女子の部で4位になった人とゴール前200m位から競っているので、自分での頑張っているつもりなのだけど足が運べなかったことからも、自分の実力は出し切っていると思っている。

 それにしても、あわ良くば20分を切りたい。現実的な目標として22分。これに全く達していないのだから、今回のレースは、僕にとっては完敗だ。敗因を分析すれば、ロードを走っていないと言うことなのだろうと思う。僕はロードを走ったのは、昨年のこのレースと、昨秋、つまり今シーズンの初めの10kmロードの2回だけ。初めての5kmロードは、とにかく無我夢中で、きつい、苦しいの思いしかなかった。2回目の10kmは、とにかく人ごみで自分でペースを作って走ると言うよりも、人の背中を見ながら、抜いたり抜かれたりに意識が集中され、自分でレースを作っているという感じではなかった。

 今回は、それなりに冷静に途中タイムも、コースも確認しながら自分でペース配分やコース取りなど考えながら走ることが出来た。しかしそれが上手く行ったとは思えなくて、まだ自分には自分でレースを作る力が足りないのだと思う。それは距離やスピードに対する感覚、路面やコーナーに対する対応などで、やはり冷暖房の効いたジムのマシンの上ではなく、実際のロードを走るトレーニングをもっとしなければならないのだと思う。

 3月の5日に迫ったハーフマラソン。目標は2時間。トレーニングに取れる時間は少ない。課題は多い。
by hot_amigo | 2006-02-14 20:47 | ランニング
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