ちょっと古い病院の廊下。 |
一目見ただけで、なぜか病院と解る。独特の雰囲気がありますね。 この病院は市立だが、建て替えが決まっている。建物は随分と古いのだが清潔に使われている。 同じ公立の病院で、先日まで母が入院していたところは、築2年でまだ新しいのだが、僕はとても不潔に感じられた。それは、ドアの取っ手周りがとても汚いからだ。ドアの取っ手周辺に手垢や、手の脂の跡がこびり付いている。新築の病棟でもかなりそれが目立つのだが、まだ建て替えされていない古い病棟は本当に酷い。取っ手周りが真っ黒になっているドアがいくつもある。それも診察室のドアなど。 外注の人らしい方たちが掃除はしているみたいだけど、床しかしてないのでしょうね。床は靴しか触れない。しかし、ドアの周り、取っ手は手で触れる。その手は自分の衣服を触るだろうし、椅子や机も触る。当然事前に手洗いはするのだろうけれど、注射器も触るし、カルテも触る。病院の衛生管理がこんなことで良いのだろうかと本当に疑問に思ってしまう。 いや、見た目には汚れているように見えるけれど、そこかしこにアルコール消毒液が置いてあって、実は雑菌などは殆どいないのですよ、と言われそうだけど、でもそういう問題じゃないでしょ。自動車メーカーの本田技研の工場の作業服は白色ということです。工場作業は油汚れが普通でその汚れが目立たないグレートか青系の作業着が一般的だった頃、ホンダでは機械や部品、工具などに油汚れなどの無い気配り、注意の行き届いた作業を行うことが生産性と、安全を作るものだと言うことで、あえて作業服を白にしたという話を聞いたことがあります。 サービス業はまだまだ製造業に見習わなければならないところが多々ありますね。 |
by hot_amigo
| 2006-02-23 10:30
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