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身の回りの非日常的なものへの驚き、日常的なものへの感じ方なを、自分の感性のままに
by hot_amigo
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<   2006年 03月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ハーフマラソン 初出走

 一週間、全くトレーニングできなかった。先週の土曜日にようやく15キロを走って、なんとかハーフを走る自信が付いたのだけど、その後肉親の葬儀などがあって、全く走ることが出来なかった。通夜など不規則な生活が続き、体調もどうなのかうまく把握できていないし、本番が迫るにつれて不安が増していた。当日も朝6時45分の目覚ましにもかかわらず、6時前には目が覚めてしまって、まるで幼稚園児の遠足です。4回目のレース、しかも今までは5キロが2回、10キロ一回で、ハーフマラソンは初めて。こんなことで良いのだろうかという?マークとともに途中一緒に出場する女性を拾って会場に向かいました。

 ハーブマラソンの部出場者は1300人強。驚くのは50歳以上の部が一番多くて390人。元気ですよぉ中高年。しかもみんな凄い。今回の僕のレースの結果は、1時間53分30秒で、目標の2時間10分での完走をかなり上回り、大満足なのですが、それでもですよ、50代以上390人中204位で真ん中より後ろなんです。皆さん随分トレーニングされてるんですよねぇ。

 驚くばかりの快晴のもと大会は始まりました。西村知美と一緒にウォーミングアップの体操をして、スタートラインに。今回は、とにかく1キロ6分の自分のペースを守って、完走を果たすと言うことが目標でしたから、スタートラインはあまり前でなくとも良かったのですが、一緒に走る女性が・・彼女闘争心あふれてまして、どんどん前に行く。僕も一緒に前へ前へと進んで、5列目くらいの位置からスタートです。目の前にいるスターターのピストルがドンッというと同時にスタートしましたが、抜かれる抜かれる、後ろの人達にどんどん抜かれます。迷惑だよなぁ、こんなゆっくりスタートの人間が前にいるのは、などと思いながらも、自重をしてペースを維持。

 1キロポストが見えました。自分のウォッチを見てみると5分とちょっと。おぉこれは早すぎる、もう少しペースを落としてもいいと考えるけれど、まだまだ後ろからどんどん抜かれてます。走っていても自分の感覚では全く無理もないし、などと思っているとペースダウンもなかなか出来ません。それに、普段はジムのマシンの上でしか走ってないので、いまだに自分のスピードの感覚がうまくつかめずにペースダウンすることが少し不安です。まぁいいだろうとしばらくこのままのペースを維持。2キロポストは見落としたけれど、3キロポストの通過時間は16分台後半。大体キロ5分半のペースで走っている。ジムのマシンでは時速11キロ。このスピードでは10キロまでしか走ったことがない。でも、今日は身体に無理が掛かっていると言う感じがしないので、このままのペースをやっぱり維持して走る。

 このキロ5分半のペースは7キロポスト、10キロポストまで続いてる。まだ後ろから僕を抜いていく人が結構いるけれど、みんな息を荒げて走っていく。僕の呼吸は全く無理がない、心臓も苦しくないし、順調。もっとも足に負担が掛かっているなという感じは3キロ位からずっと続いているが、これは普通のこと。多分そのうちこの感覚は消えていくと思う。このあたりではもっとスピードを上げたくなって仕方がなかった。後ろからはまだ僕を抜いていく人がたまにいるし、マラソン中継でランナーの息遣いを聞いたことがあるけれど、結構はげしいものだったが、いまの僕自身はまったく楽に走っている。随分とスピードを上げる誘惑に駆られる。でも、僕の経験は15キロまでしかない。この10キロ当たりでスピードを上げて、後どのくらいもつものなのか全く解らない。ここは15キロ地点まで押さえていこう、我慢しようと決める。10キロポストで丁度55分。

 13キロ過ぎで折り返しが有って僕が12キロ過ぎを走っているあたりから早いランナーが平行した道を折り返してくるのが見える。一緒にエントリーした女性はスタートでダッシュして行ったからひょっとして先頭グループにいるかもと、注意してみるが、見つからない。僕はその先頭グループに目をやったり、あたりの景色を楽しんだり、土手にはまだ土筆は出てないなぁとか、はるか向こうの鈴鹿山系のてっぺんには雪があるなぁとか、結構楽しみながら走っている。いたって順調。

 折り返し地点を過ぎて、2度目の給水ポイントに差し掛かる。やはり走りながら紙コップから水を飲むというのはかなり難しく、ほとんど立ち止まって、足踏みしながらしっかりと給水。いま多少遅れても、脱水症状になるよりは余程良い。給水所の方たちも声を掛けてくれて人の温かみが伝わってくる。沿道には子供や家族連れ、それにスタッフの方たちが立っていて声を掛けてくれる。嬉しいものです。

 給水を摂ってしばらく走ると、15キロポストが見えた。まだまだ余裕があるので、一気にスピードを上げる。多分キロ5分くらいのペースになっている。体幹筋を使っての走りを意識して体全体で走る。歩幅も拡がり、身体がダイナミックに動いてる感じがする。ここに来て周りの人達よりも一段と速いスピードになり、みるみる追い越す側に変わった。すると、なんと一緒にエントリーした女性のピンクのティシャツが見える。彼女には秋の10キロでも、この前の5キロでも負けているので、まさか追いつくとは思わなかった。だいぶばてている様子で走りが鈍い。後ろから声を掛け、100メートルくらいを併走するが、このスピードでは僕のペースが維持できない、またペースを戻すが彼女は付いてこれない様子。仕方がないから一人で先に行く。

 レースを楽しめるようになったのはこうやってペースを上げてから。どんどん抜けるし、それなりのペースで走っている人と競えるようになる。少し呼吸も激しくなるけれど、まだまだ無理はない。それに集中力が出来ているのか、体幹筋を意識した走りも続けられる。自分が頑張って走っているんだと実感できる。ゴール地点の目標になるジェットコースターの異様な構造物がどんどん近づいてくるのも励みになる。途中、カメラを片手に走っているランナーを抜くが、ふと思って、「カメラ貸してごらん、撮ってあげる」と声を掛けて後ろ向きになって彼のランニングフォームを撮ってあげる。こんな余計なことまで出来る余裕がまだある。

 あと1キロ地点を通過。ゴールへ向かって90度左折。この辺は自分ではかなりスパートしていて一人でも多く抜きたいとそんなモチベーションに駆られている。声援も耳に入るが、残念ながら周りに目をやる余裕がない、とにかくスピードの維持に頑張っている。ラスト300メートルの声が掛かる。ほとんど足は限界。これ以上スピードを上げようと思っても今以上の動きが出来ない。ダッシュが出来ない。足はただ今までの動きを繰り返しているだけ、それ以上何も出来ない、何かしようともがいても無駄だった。さっき抜いた若い女性に抜かれる。凄いダッシュだ。付いていけない。でも他には抜かれていない、それなりのスピードで走っているはずだ。

 ゴールにはなだれ込んだという感じ。15キロ地点からの6キロ以上のロングスパートは気持ちよかったけれど、ゴール地点ではほとんど限界。自分の今の力を出し切ったという感じがする。ゴールした瞬間ウォッチのストップボタンを押すのを忘れてしまって、あわてて押した。でも、自動計測システムにでタイムは正確に判る。1時間53分30秒。大満足。 で、でも・・・足が動かない。太ももの内側の筋肉、ふくらはぎの筋肉、それに足の裏の外側の筋肉、かかと、そして腰を支える両側の筋肉その辺にかなりのダメージがある。しばらくは歩くのもおぼつか無く、坂を登ったり、降りたりが出来ない。一晩休んだ今でも相当のダメージを感じる。こんなことは5キロとか10キロを走ったときには経験したことの無いものだ。さすがにハーフであってもマラソンと名が付くにはそれなりのものが有るのだと実感する。

 この大会にはスタッフとして400人以上の方が協力してくれている。早朝の寒空の中でコース整備に携わって戴いた方など、みなさんの努力のおかげで、私たちは気持ちよく一日を楽しめた。そこかしこで出会った黄色いスタッフジャンパーの皆さんには感謝でいっぱいです。
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by hot_amigo | 2006-03-06 15:27 | ランニング